久しぶりのブログ~ハーフライフル規制強化反対運動の経緯
気づけば2020年、コロナ禍の始まりのころを最後に、ブログの更新を怠っていました。
あまり業務以外で長い文章を書かなくなり、情報発信も旧ツイッターでつぶやく程度でした。
最近、また書きたくなる出来事が起きたので、ブログにまとめようと思います。
具体的にいうと、ハーフライフルの所持許可基準の厳格化です。
ハーフライフルとは、銃身の内側に半分だけライフリングという溝が彫られた銃を指します。
散弾銃はライフリングの施されていない銃身から発砲されますが、最大有効射程はせいぜい40-50mです。
ハーフライフルは、アメリカンフットボールのクォーターバックの投げるフォワードパスのように、弾丸に回転を与えることにより飛距離を得られるようにした銃です。
最大有効射程は約150mとされていますが、私は170m先のエゾシカに命中させたこともあります。
ライフル銃は、銃身全部にライフリングが施されていますが、ライフル銃はこれまで、猟銃を継続して10年間所持している者にしか所持許可が与えられませんでした。
そのため、ライフル銃をもてない比較的若手の人たちが、ハーフライフルを所持して狩猟や有害鳥獣駆除に従事していました。
どうやら、警察庁の説明によれば、ハーフライフルが長野県の警察官ら4名殺害事件で使用されたために、ハーフライフルもライフル銃と同様に規制しようとしているのです。
が、犯人が使ったからその銃を規制する、というのは、おかしなことだと思いませんか。
銃規制強化は、安倍晋三氏殺害事件の影響も大きいようで、是が非でもやったふりをしたいというのが警察の本音でしょう。
これについては、ツイッター(敢えてXとは呼びません)で発信を続けてきましたが、多数のツイートになってしまったので、今後まとめて行きたいと思います。
ハーフライフル規制強化に反対したきっかけ~何かがおかしい…
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