日本政界の仇花、NHK党の立花孝志党首が本格的に開花宣言しないうちにどう逮捕するか。兵庫県知事に返り咲いた斎藤元彦氏をどう追い詰めて職員2人の自死の責任を取らせるか。
最初は石丸伸二氏だけのカテゴリだったんですが、どんどん人数が増えてます(-_-;)
斎藤元彦氏の兵庫県知事再選を受けて、吉村洋文大阪府知事が百条委員会について「兵庫県議会がどうするのかが問題になる。継続する正当性はあるのか。」と恫喝!むしろ今こそ斎藤氏の疑惑全ての真相究明が必要だ。
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衆院選敗北の責任を取り退任が決まっている日本維新の会の藤田文武幹事長が2024年11月21日の国会内での定例会見で、兵庫県知事選(11月17日投開票)で知事に再選した斎藤元彦氏を「後方支援」した立花孝志氏の選挙活動について
「スタイルが違いすぎて真似できないと思っていて。
最初、すごい変な人なんだなと思ってましたけど、ものすごい賢い人なんだなと途中から思っていて。
いわゆる選挙制度、公職選挙法を含めた今の法律を知り尽くしてる」
と評価したんですが、初めて藤田氏の意見に私も賛成です。
私も立花氏のことを賢いとは思っていましたが、政界の色物・ゲテモノと呼ぶなど軽視しすぎていました。
立花氏が、維新からもお払い箱になった丸山穂高氏やガーシーなどゴミ拾いのようにクズみたいな連中をかき集めたり、みんつく党の支配権争いをして迷走しているときは危険視していなかったのですが、斎藤知事を再選させたことで立花氏は完全に一皮むけてしまったと思います。
もうその影響力は全く侮れません。
兵庫県民がバカだとか、若者は考えが足りないとか、SNSは恐ろしいなどという兵庫県知事選に対する総括では展望は開けない。斎藤知事と立花氏らのフェイクの効果が出る下地が兵庫県政にあったことを認めよう。
立花氏にはミニドナルド・トランプ、ミニ橋下徹と言っていい独創性があります。
二人と同じ数直線上にいる一種の同じく政治の天才だと思います。
NHKをぶっ壊せのワンイシューで政党を作るとか、東京都知事選で24人も立候補させて選挙掲示板を占拠して売りに出すとか、そして赤の他人の斎藤氏を当選させると兵庫県に乗り込んで本人よりずっと目立って売名をするとか。
次は真実正義党というあざとい名前の地域政党をつくって、斎藤氏に敵対した南あわじ市長に自ら刺客として立候補して市長になるって言うんです。
これは異端の弁護士タレントから大阪府知事になり、すぐに自分を支持する地域政党大阪維新の会を作り、まさかの大阪府知事の座を手放して大阪市長選に出るという大阪ダブル選挙で圧勝し、大阪「都」構想住民投票をやり、負けると政治家を辞めてコメンテーターとしてそれまでの経歴のすべてを武器にした、という橋下徹氏のオリジナリティに迫る才能です。
これまで立花氏と距離を置いてきた橋下氏は実はキャラがかぶっているだけにほぼ黙殺を続けると思う。
【#橋下徹が諸悪の根源】玉木雄一郎氏のように要職に在りながら不倫をし、立花孝志氏のように「敵」の自宅前で脅迫してデマを言う。今の倫理観なき乱暴な政治はすべて橋下徹氏が始めた【#橋下徹をテレビに出すな】
今回の兵庫県知事選では私も斎藤知事が主犯であり、立花氏が従犯だと思っていましたが、斎藤知事なんて凡百のサイコパス政治家に過ぎず、立花氏が成り上がる道具に過ぎなかったんです(斎藤氏をはじめ、維新の吉村洋文氏や国民民主の玉木雄一郎氏などサイコパス政治家がいっぱいいるのも問題ですが)。
これからリベラル・左派が注意すべき本丸の政治家は、ネット選挙で新たな地平を開いて見せた石丸伸二氏と立花孝志氏です。
選挙をこんな風に金儲けの手段にするなんて誰の想像も及ばない。
維新の会の「改革」を「躍動」に変えただけ。なんの独創性もない。
2名の県職員を死に追いやった斎藤元彦前知事の失職による兵庫県知事選。兵庫県内29市のうち22市の市長が異例の稲村和美前尼崎市長への支持を表明。どれだけ斎藤前知事が機能していなかったが明らかになった。
まだ立花氏が「歩」から「ト金」に成り上がったばかりの今の段階で何とかストップしなければなりませんが、これに関して、立憲民主党の小西洋之議員が問題提起した、この方法は無理筋です。
「一般論として候補者Bが候補者Aの当選のために街宣車、拡声器、選挙ビラ、政見放送などを使用することは数量制限等に違反し公選法の犯罪となる。
当選者AがBと共犯関係にあればAは失職し公民権停止となる。
例えばAとBが同じ場所で演説会を連続開催する場合も犯罪は成立し得る。」
Aが斎藤氏、Bが立花氏というわけですが、小西議員のターゲットは斎藤氏です。
ところが、斎藤氏と立花氏の共犯関係を立証するのは無理ですし、実態としても立花氏は斎藤氏と意思疎通をして応援していたのではなく、勝手連的に兵庫県に押し掛けて立候補して選挙運動を展開したのです。
斎藤氏としては最初は立花氏の行為が自分に特になるか損になるかもわからず静観し、途中からは歓迎してはいたでしょうが、両者は選挙が終わるまで直接接触しないように気を付けていたのは明らかです。
【#稲村和美さんを兵庫県知事に】斎藤元彦前知事をN党の立花孝志氏のみならず統一教会も応援?斎藤支持者が反対派市民に暴行?疑惑が多すぎる【#斎藤元彦最低やな】【#斎藤元彦だけは当選させてはならない】
そもそもパフォーマンス議員である小西議員が高市早苗議員の時のように自分の手柄を自慢するためにこんな風に手の内を明かして隠し玉を公表してしまったら、斎藤・立花陣営は用心してしまい、出すかもしれなかった尻尾も出すはずがありません。
藤田幹事長が言うように立花氏は
「いわゆる選挙制度、公職選挙法を含めた今の法律を知り尽くしてる」
それが立花氏の最大の武器です。
橋下氏と同じでよく勉強しており、非常に頭がいいのです。
【総務省への確認】一般論として候補者Bが候補者Aの当選のために街宣車、拡声器、選挙ビラ、政見放送などを使用することは数量制限等に違反し公選法の犯罪となる。当選者AがBと共犯関係にあればAは失職し公民権停止となる。例えばAとBが同じ場所で演説会を連続開催する場合も犯罪は成立し得る。…
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) November 19, 2024
今回の兵庫県知事選の中の行動で、立花氏を追い詰めることができそうな一番の材料は、立花氏が兵庫県議会の百条委員会の委員長である奥谷謙一議員の自宅前で行なった「街頭演説」です。
奥谷氏はこう述べています。
「立花氏ですけども、私の自宅の前で街頭演説を行いました。私もあらかじめその情報を友人から聞いて、母は避難してもらったんですけど、その立花氏が私の自宅兼、事務所なんですけど、家の前で街頭演説を始めたと」
「それで彼がですね、映像が残っているんですけど、『ひきこもってないで、出て来いよ』みたいなことを言っていたんですね、ですから、立花氏の認識として、事務所と登録していますけども、私の自宅であるという認識は彼にはあったということは明白であります」
「また、『これ以上脅して奥谷が自死しても困るので、これくらいにしておく』と自ら脅迫目的で、この行為をしていることを自らおっしゃっているということであります」
こんなんが家の前に来るだけで「歩く恐喝」みたいなもんやけどね(-_-;)。
しかし、これだけしか立花氏が述べていないのだと、刑法の脅迫罪は成立しません。
「出てこないと家に火をつけるぞ」などと害悪の告知をするのが脅迫罪だからです。
「出て来いよ」だけでは犯罪とは言えないです。
人に義務なきことを強制する強要罪は可能性があるかもですが。。。しかし家の中に奥谷議員がいないからなあ。。。。
また、奥谷議員のお母さんも立花氏の演説で怖くなって避難したのではなく、あらかじめ奥谷議員が逃がしておいたということですが、他に家人が残っておられれば、居住環境の平穏を守る騒音条例などの条例や軽犯罪法ならいけるかもしれません。
では元NHK党で今まさに裁判中の政治団体「つばさの党」の黒川敦彦氏らが検挙された公職選挙法はどうか。
11月20日、つばさの党代表・黒川敦彦ら3被告の公判が東京地裁で始まり、3人はいずれも無罪を主張しました。
起訴事実は今年4月にあった衆院東京15区補選で立憲民主党の酒井なつみ候補などの陣営の街頭演説を妨害したということで、罪名は公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の罪です。
こちらは推定無罪ではありますが、酒井氏の選挙カーなどをあれだけ追い回したり怒鳴りまくっているのですから、政治活動の自由の範囲内として無罪に貼る公算はごく小さいでしょう。
しかし、これはあくまで他の候補の選挙活動を妨害する罪です。
奥谷議員とそのご家族は知事選に立候補していたわけではありませんから、立花氏が奥谷議員の自宅前で行なった「演説」を公職選挙法の選挙妨害で立件するのは全く無理です。
つばさの党の「失敗」にも学んで、立花氏は稲村元美候補の選挙活動に突っかかっていくようなことはしないわけです。
また、稲村候補の後援会のⅩが何者かの大量虚偽通報によって2度もアカウント停止に追い込まれたのですが、これは刑法の偽計業務妨害罪にあたりますが、これを立花氏が指示してやらせたというような証拠を残していればなんとかなるのですが。。。。
くっそ~~。
「いわゆる選挙制度、公職選挙法を含めた今の法律を知り尽くしてる」
とはよく言ったもので、今のところ私の能力では立花氏の兵庫県知事選での選挙運動を違法だとか犯罪だとか言いきれる理屈が思い浮かびません。
そうだ!もう一回元に戻って、小西洋之議員が総務省に問い合わせした公職選挙法違反。
これを斎藤知事を立件するために使うのではなく、立花氏のみを立件するのに使う。
つまり
「候補者Bが候補者Aの当選のために街宣車、拡声器、選挙ビラ、政見放送などを使用することは数量制限等に違反し公選法の犯罪となる。」
をB(立花)だけを立件するために使う手。
主犯と従犯に意思疎通がなく、これを正犯が従犯に助けられていると認識していないまま行なった犯罪を従犯が幇助する片面的従犯というのですが。。。。
正犯の犯罪が成立していないと従犯も成立しないから駄目だ。
ちくしょ~~!
立花孝志、日本政治のモリアーティ教授やな。
【南あわじ市】に立花孝志と【ホリエモン】がやって来る!2025年1月19日(日)市長選挙告示日 立花孝志が【南あわじ市長】になったら https://t.co/lAlgNZgc19 @YouTubeより
— 立花孝志【NHK党党首】 元国会議員 真実を発信する正義の人 (@tachibanat) November 21, 2024
はじめて立花氏のⅩを見たが、万万が一、南あわじ市長になってもそもそも淡路島までめったに来ないやろ、この人。地域社会が滅茶苦茶になってしまう。
あと犯罪ではありませんが、兵庫維新の会の県議会議員が百条委員会で取り扱われたデータを立花氏に横流しした疑惑があり、その情報をもとに立花氏が亡くなった方の名誉やプライバシー権を侵害した可能性があります。
これはご遺族が立ち上がれれば民事訴訟にできます。
とにかく、冒頭の維新の藤田幹事長の発言に戻りますが、
「ある種の選挙ハックのようなやり方で…各所各所で乱暴なところはあろうとは思いますけれど、そういう一石の投じ方は、民主主義の中では許されているんだろうと思います」
と藤田氏は言ったのですが、これは全く間違っています。
犯罪として立件できない、違法行為とは言い切れないかもしれませんが、斎藤候補だけ立花氏と合わせて2人分の選挙活動ができるのですから、これは議会制民主主義の根幹をなす「選挙の公正」にまさに反しています。
民主主義の中では明らかに許されない行為です。
立花氏は賢いのではなく、ずる賢いんです。
こういう立花氏のようなやり方と存在を許してはならないという問題提起をコツコツと続けていきましょう。
私も署名しました!
今回の兵庫県知事選で斎藤氏が勝ったからと言って、立花氏への追及の手まで緩めることがあってはなりません。
兵庫県知事選に関連した立花孝志氏の行為に対して、公正な調査を求めます
参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
脅迫で議員を辞職させる「斎藤元彦派」のN党・立花孝志を政治家としてではなく、反社として報道業者は扱うべきではないですか。
N党・立花孝志の暴力から百条委員会のメンバーやその家族を守らなければならない。立花への批判報道も足りない。 #マスメディアへの不信 @tokyoseijibu @tokyo_shimbun @danketsu_rentai @asahi @mainichi @mainichijpnews
斎藤元彦・兵庫県知事が2024年11月25日に予定の百条委員会から逃げたら、自分の主張に正当性がないと問わず語りに認めたことになるんじゃないでしょうか。(署名運動のご案内)
編集後記
村野瀬代表、すみません!丸2日間考えて、えいや!と書き始めてもう2時間以上なんですが。。。
書いてるうちに何か一つは行けると思ってブレインストーミングをしてみたんですが、法的手段として確実にモノになりそうなアイデアは浮かびません。
しかし、立花孝志氏は2022年1月20日に不正競争防止法違反や脅迫罪で懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けて執行猶予中の身です。
今年5月のみんつく党党首へのつきまとい行為で書類送検もされていてまだ処分は出ていません。
この事件は軽犯罪法違反なので不起訴になるかもしれませんが、何か一つ公判請求されるような事件が2025年12月までにあれば、執行猶予が取り消されて塀の内側に落ち、合わせ技一本で何年も刑務所で暮らすかもしれないという瀬戸際にいるのが立花氏なんです。
そもそも彼がそういう前科がある人間だということを有権者の多くは知らないんではないでしょうか。
この政界の「色物」→「ゲテ物」が本物の「怪物」になる前に阻止すべく、嫌々ながらうちはこの人間もウォッチ(監視)していきます(ほんまブログがめっちゃ汚くなって嫌や)。
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2024.11.18 デイリースポーツ
N党・立花党首 反斎藤知事の22市長の1人と刺客対決へ 来年1月の南あわじ市長選に出馬表明 現職は過去2回無投票で当選「真実正義党!出陣です!」
拡大
NHK党の立花孝志党首が18日、SNSで来年1月に行われる兵庫県南あわじ市長選への出馬を表明した。
立花氏は17日に投開票が行われた兵庫県知事選に斎藤元彦氏を支援することを目的とした形で立候補していた。
知事選終盤には兵庫県内の29市長でつくる市長会の「有志22人」が、斎藤氏の対抗候補の前尼崎市長の稲村和美氏を支持すると異例の表明。会見では斎藤氏を批判する市長もいた。
22人の中には、来年市長選に3選を目指して立候補予定の守本憲弘市長も参加していた。守本氏は前2回の市長選では、連続してほかに立候補者がなく、無投票で当選している。
立花氏は18日のX投稿で「立花孝志が出馬表明!兵庫県南あわじ市【市長選挙】」と投稿。「さいとう知事に、反対した22名の市長の1人が南あわじ市の市長なので、、、真実正義党!出陣です!2ヶ月後の1月19日告示の選挙です!」と記した。
「脅して『自死』しても困る」立花氏に脅されたと百条委の奥谷氏 「ネットの暴力。家族狂乱」辞職の議員
11/18(月) 19:52配信
関西テレビ
■「これ以上脅して自死しても困る」
NHK党 立花孝志氏
出直し選に当選した兵庫県の前知事斎藤元彦さんのパワハラ疑惑などを調査する百条委員会は、今月25日の証人尋問に斎藤さんに出頭要請することを決めました。
■【動画】【ノーカット】「脅して『自死』しても困る」立花氏に脅されたと百条委員会の奥谷氏
また、百条委員会の奥谷謙一委員長は、18日の会見で、選挙期間中にNHK党の立花孝志氏が自宅前で街頭演説を行い「ひきこもってないで出て来いよ。これ以上脅して奥谷が自死しても困るので、これくらいにしておく」と脅迫されたと述べました。
■25日の百条委 斎藤氏の証人尋問実施
斎藤元彦氏
ことし3月、兵庫県の西播磨県民局長が斎藤前知事のパワハラ疑惑などを告発し、真偽を調査するための百条委員会が調査を進めてきました。
今月25日には去年実施されたプロ野球の優勝パレードや、パワハラの疑惑について証人尋問が実施される予定です。
■非公開の百条委 音声データ流出
兵庫県議会 百条委員会 奥谷謙一 委員長
百条委員会を巡っては、知事選への影響を考慮し、非公開で行われた10月25日の証人尋問で、奥谷委員長が片山前副知事の話を遮ったとされる音声データが流出しました。
18日午後、百条委員会の奥谷委員長らは会見を開き、この音声データ流出について「県議会の信用にも関わる極めて憂慮すべきこと」と述べたうえで、この場を借りて深くお詫びします」と語りました。
プライバシー情報については、情報公開条例において『個人のプライバシーは最大限配慮する』と定められていること『元県民局長の代理人からプライバシーに関する取扱いの申し入れ』があったことなどから、百条委員会ではことし7月に私的情報に配慮することが決まっていました。
奥谷委員長は、片山前副知事の発言が、このプライバシー情報に該当すると判断し、発言を制止したということです。
百条委員会は、知事選への影響を考慮して非公開となっていた10月24、25日に実施された片山前副知事も含む幹部職員の証人尋問について、11月22日を目途にYouTubeで映像を公開するとしています。
■「ひきこもってないで出て来いよ。これ以上脅して奥谷が自死しても困るので、これくらいにしておく」
NHK党 立花孝志氏
また、奥谷委員長は、兵庫県知事選の候補者であった立花氏が自宅兼事務所で街頭演説を行い「ひきこもってないで出て来いよ。これ以上脅して奥谷が自死しても困るので、これくらいにしておく」と脅迫されたと述べました。
【奥谷委員長】「立花氏ですけども、私の自宅の前で街頭演説を行いました。私もあらかじめその情報を友人から聞いて、母は避難してもらったんですけど、その立花氏が私の自宅兼、事務所なんですけど、家の前で街頭演説を始めたと」
「それで彼がですね、映像が残っているんですけど、『ひきこもってないで、出て来いよ』みたいなことを言っていたんですね、ですから、立花氏の認識として、事務所と登録していますけども、私の自宅であるという認識は彼にはあったということは明白であります」
「また、『これ以上脅して奥谷が自死しても困るので、これくらいにしておく』と自ら脅迫目的で、この行為をしていることを自らおっしゃっているということであります」
■奥谷委員長の母は避難 帰宅後に涙
【奥谷委員長】「母には避難してもらっていたんですけど、帰ってきた時には、怖かったんだろうと思いますけど、涙を流すこともあったので、私として家族にこれだけ迷惑をかけているというのは、大変つらかったですし、同時にすごい怖い思いをしたということであります」
■「私は私的情報を一切見ていない」
奥谷委員長
【奥谷委員長】「立花氏は私が当初元県民局長の公用パソコン中にある私的情報を見て、知っているのにそれを隠蔽しようとしているというようなSNSを発信されていました。私はそういった私的情報を一切見ていない」
「何を論拠に立花氏がおっしゃっているかというと、(百条委員会の)録音データ、私が片山前副知事の証言を遮ったということをもとに、おっしゃっているということでありますけれども、私自身は一切見ておりませんが、当時の増山委員の方から、公益通報であったか否かという点で、不正な目的に関連する質問がなされていました」
「これは当然、片山氏はクーデターにまつわる話をされておりまして、当然それについては、重要な証言だという認識の元、私は一切遮っておりません」
「一旦その証言が止まった後に、明らかにさきほども申し上げましたけども、プライバシーに関連すると思われる内容の発言があったので『それは答えて頂かなくて結構です』と私の方で遮りました」
■「私的情報を知っていて隠ぺいとの情報は明らかなデマ」
「ところが、片山副知事の方は『これは答えさせてもらう』ということで、私の制止を振り切って証言しようとしたので、私としたらこれ以上証言をさせるわけにはいかないという判断のもと休憩をさせて頂いたということであります」
「この百条委員会のやり方については、当然質問されていた委員の方からも、『証言を遮らないで下さいよ』という異議も出ておりませんし、他の委員からも、一切異議は出ておりませんので、私としては、当然適切な運用をしたまででありまして、決して私が私的な情報を知っていて、それを隠蔽しているということは明らかなデマだということを申し上げたいと思います」
■「マスコミに圧力し『隠ぺい』できるはずがない」
「私がマスコミの皆さんに圧力をかけて隠蔽しようとしていると、こういう発信もされていました。一地方議員がマスコミにそんな圧力をかけられるはずもなく、『そんなこと書かないでくださいね』と言ったところで、それはマスコミの判断で記事にするかどうかはメディアの判断でされると思います」
「実際に私がこういった内容を載せないでくれとかそういったことをマスコミ、報道関係者に言った覚えは一切ありません」
■「元県民局長が亡くなった理由を知事のパワハラのせいに。全くのでたらめ」
奥谷委員長
「それから私が元県民局長が亡くなった理由を斎藤知事のパワハラのせいにしようとしているとそういう発信もありました。これは全くのでたらめでありまして、私は百条委員会の委員長として、真相解明に向けてしっかりと仕事をしてきたということであります」
「私が不正に関わっているようなことを匂わせるような、感じでですね、私が元県民局長と亡くなられる生前に連絡をとっていたというような発信もされていました」
「これは、元県民局長の方から、私に対して、代理人を通じて私的な情報に配慮してほしいという申し入れをしたので、『よろしくお願いします』というショートメールが来て『わかりました』と、『また弁護士を通じて連絡します』というやり取りをしました」
「それだけのことでありまして、このことについては、元県民局長が亡くなられた直後の記者会見でも、そのことを申し上げておりますので、一切何かそんな変なことがあるとかいうことはない」
■「内部通報を県が発表、遮ったとの情報も真っ赤なウソ」
「内部公益通報がされて、それを当局の兵庫県が発表しようとしていたのに私がそれを遮った、公表を遅らせたということも言われているそうです」
「これについては真っ赤なウソ、でたらめでありまして、そもそも、内部公益通報の公表というものはされないと、公益通報をしたご本人にしか、その結果は伝えられないと」
「ただ、何かしら是正措置をとって完了したときに、県としては、そういったものを公表することができるという規定になっております」
「私は一切公表を遅らせてくれとか、そういったことは一切言っておりませんので、これも皆さんにお伝えしたいと思います」
■「本当に怖い」
「SNSを通じてデマが非常に広がっていくということは本当に怖いということは率直に思いました」
「SNSで立花氏が『奥谷を探せ』みたいなことで、SNSを入れて行動監視をされているようなこともありまして、これはかなり恐怖を抱きました」
「有馬の宿泊施設にいるとか、私は行っていないのに、そういうでたらめな情報がどんどん広がっていくという、このSNSの怖さを今回の選挙戦を通じて身に染みたなというところであります」
■百条委の委員が辞職「ネットの暴力。家族も狂乱状態に」
「私の考えとすれば、一定程度具体的な事実を示して、名誉棄損していると思いますので、厳正な対応をしていきたいと思います」
「私は母と自宅に住んでいますが、大変強い恐怖心を抱いておりまして、しばらく母に自宅を変えてもらったということもあり、私も家族のことが心配ですから、日常とは違う生活をせざるを得なくなりました」
百条委員会を巡っては、18日、委員を務めていた竹内英明県議が議員辞職しました。
竹内県議が辞職した理由について、百条委の会見に出席した上野英一委員は「選挙を通じて、言葉の暴力、ネットの暴力、これが拡散して本人だけではなく家族も狂乱状態にまでなってしまった」
「その中で本人は家族を守ることを優先すると。奥さんが錯乱状態で『政治の道から退いてほしい』という訴えがあった。彼ほど優秀な議員はなかなかいない。その優秀な議員を追い込んでしまう今回のネットの怖さ、それを武器として使う選挙の怖さ」
「マスコミも既得権益といわれるが、大手のマスコミには報道倫理ある。ネットには報道倫理は全くない。この問題をきっちりしないと、兵庫県知事選挙だけでなく日本の政治そのものがゆがんでしまう」と述べました。
■NHK党の立花氏との連携 否定した斎藤氏
斎藤元彦氏
出直し選で再選を果たした斎藤さんは選挙戦で、約400人のデジタルボランティアの支援を受けるなど、SNSでも支持を広げました。
17日には、関西テレビの取材に対し、NHK党の立花氏と連携していたかと問われた際「全くなかった」と否定しました。
Q:斎藤さんが演説をされた後に、NHK党の立花さんがやってきて、演説をするパターンが何度か見られた。連携していたのか?
【斎藤元彦さん】「全くないです。立花さん自体も全く存じ上げてなくて、討論会で一度ご挨拶をさせていただいただけでした。自分は自分のやるべき街頭活動とか、駅立ちをさせていただいたというだけです」
■立花氏が斎藤氏を応援するSNS「見る余裕はなかった」と斎藤氏
Q:立花さんはSNS上でも斎藤さんのことを応援していた。立花さんの支持者も投稿しているように見受けられたが、投稿は目にしたか?
【斎藤元彦さん】「正直、私は自分の選挙で毎日必死でしたので、そういった投稿を見る余裕はなかったですね」
■「民意を得た。職員は一緒にやることが地方公務員の責務」
斎藤元彦氏
また、斎藤さんは「民意を得た。職員は一緒にやることが地方公務員の責務」と語りました。
【斎藤元彦さん】「やっぱり今回民意を得て、再び兵庫県知事選挙で知事として就任させて頂きますんで、民意を受けた立場でもありますから、職員の皆さんはやはり知事部局として、そこを一緒にやっていくっていうことが、地方公務員としての責務なので」
「もちろん僕もコミュニケーションとか、仕事で連携していくことは当然ありつつも、やっぱりそこは、ひとつのチームとして皆が一緒にやっていかなければならない」
関西テレビ
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