山下達郎 performance2022 in福岡サンパレス
参戦は2度目です、前回の感想は↓
山下達郎 performance2018 in福岡サンパレス | 福岡の弁護士|菅藤浩三のブログ (ameblo.jp)
コロナ禍あけで11年ぶりのニューアルバムが販売されたこともあり、チケット争奪戦が例年よりも激しかったようで、知り合いにも抽選に外れた人がたくさんいました。コロナ禍もあるので立見席無し。グッズ売り場は異様に人が並んでたので購入は断念。
が普通のアーチストならニューアルバムの販促のためにニューアルバムから何曲も盛り込むのでしょうが、タツローの場合はコンサートに来る人は既にニューアルバムをゲットしている人が多いためか、ニューアルバムからの曲はほんのちょっぴり。
厳格な本人チェックしているため、来場者の年齢構成を把握でき、20代のリスナーが意外と多いそう「来年古希なのに、20代が古希のライブ聞いてどうするんだ?オレが20代のときはありえなかったぞ」と呟いてました。たしかに、人力飛行機の中で「とんでとんでとんでとんでとんでとんで」とか歌ってたけど、何で節を替えたのかわからないだろうな若い人には。初参戦の人も意外と多いので、もしかして抽選はしょっちゅう来ている人は逆にある程度外しているのかもしれない、申込時に氏名確認をしているのでできなくはないし(例:福岡サンパレスには2300の席があるとして、初参戦だけ300席用意する、2~4度目の枠で600席用意する、5度目以上で1400席用意するとかね)。
まだライブツアー途中なので詳細は書きませんが、前回聞けなくてリアルで聞けたのが嬉しかった曲が「あまく危険な香り」「レシピ」「ビッグウェイブのテーマ」、そして「シティポップが流行ってるのでご紹介」と紹介されたむしろファンクナンバーの「ボンバー」「サイレントスクリーマー」てところ。あと、ほぼサックスだけの一人アカペラ「いつか」「YOUR EYES」もよかった。
「時勢がいろいろなので、なるべく明るい曲を選びました」とMCで話したとおり、予想していた「弾圧のブルース」は流れず、変わりに蒼氓の中で反戦歌であるpeople get readyとblowin in the windを歌ってましたね。夏をタイトルに置く曲は多かった。そして、ラジオでしか聞いたことなかった「君は天然色」ようやくリアルで聞けました。
しゃべりも落語好きらしく面白かった、「ワタクシいま69歳で来年古希のロックシンガーなんですが、実は習近平も同じ年、プーチンも同じ年、そして小池百合子さんも同じ年なんです。世間にいろいろご迷惑かけるお年頃でスミマセン」とか。
あとワクチン接種と医者の小噺は、絶対に落語好きな人の一流のギャグなので真に受けないように「都内でワクチン打ちに行ったんですよ、個室に案内されて。さて山下さん、、、あれ?タツローさん?? 光栄です握手して下さい、そう言いながら手袋を医師が外してくるんです、コラコラあんた医者だろ」
2018年ツアーの感想ブログで触れていなかったメンバーは、オルガンの柴田俊文さん、コーラスの三谷泰弘さんにハルナさんとエナさんの3名、ドラムの小笠原拓海さん。うでは皆さんソロアルバムがだせるレベル。それだけに、毎年やってるツアーがコロナで吹っ飛んだのはほんとに一流のプロとしてつらかったはずです。
最後にタツローから吉報「オオカミ老人と呼ばれてもう何年か。2023年こそジョイ2・0を出します!! 希望としては5枚組くらいのボリュームを2枚組の値段で販売したいです。また2023年も全国ツアーやります、みなさん」