よく使う手だよね
羽賀賢治と一緒に司法書士の先生が愛知県警に逮捕されたが、よくやる手だよね。
羽賀と組長は間違いなく否認するだろうから、「ああ言っていた」「こう言っていた」、「自分はこう思った」といった具合の供述をさせて、犯意を裏付ける自白調書を仕上げるために逮捕したんだろうが、結構えぐい。
こんな目にあったことなどない生活を送ってきていただろうから、今の状況を受けいられないほどショックはでかい。
そんな朦朧状態のところに、取調官から言う通りにしないと起訴されるかも知れないなどと暗に脅され、あることないこと、べろん、べろんと唄わされせられることになるのだろう。なにせ、当然、接見禁止が付いて弁護士にしか会えないし、会えるものも、一日せいぜい30分だけなので、ストックホルム・シンドローム で、弁護士よりも、取調官の言っていることを盲信する。
20年前、「逮捕されたなら、自分なら(否認で)頑張る」と否認を貫くと公言していたが、今では頑張れるかは分からない。いろいろ知りすぎたのだろう。
こんな目に遭わないするには、身の潔白を明らかにできるだけの証拠と記録をしっかりと残しておくしかないだろうが、それは大変なことだ。
事前に取り調べを受けていた場合であれば弁明の機会があるが、おそらく今回は、情報が漏れるので、司法書士先生の事前取り調べはなく、いきなり他・逮捕だったのだろう。
そうだとすると弁明の準備は意味をなさない。
結局、悪い(と想われている)人とは関わらないことなのだろう。