令和元年12月23日の日経新聞に、
「養育費の目安　増額方向に」
という記事が出ました。

 

今まで、離婚の交渉の場面で、子どもの養育費の目安としてとされていた「養育費算定表」が2003年公表以来初の見直しがありました。
養育費だけでなく婚姻費用の新算定表もいっしょに改訂されました。

社会情勢の変化を反映させた、という理由によるようです。


詳細は、新しい養育費算定表の発表と同日に発行された、「養育費，婚姻費用の算定に関する実証的研究」という本に載っています。
養育費の問題を抱えた依頼者からは、早く内容を知りたい、との要望が多数あり、まさに待ってました！というものでした。
弊所もネットで注文していますが、今だに在庫なし、との事。
ならばと直接、書店に問い合わせ、店舗にある在庫を購入してまいりました。

養育費は、当然、個々の条件により断定できませんが、
５千円とか１万円とか２万円とか上がるようです。

また、先日、「婚姻費用・養育費等計算事例集」という書籍の出版もされました。
こちらの内容も気になります。


今後、新算定表にもとづく裁判や調停での結果が出されることが待ち遠しいです。
 

 

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